2021年4月11日(現地時間)、松山英樹さんがゴルフ4大メジャー大会の1つである「マスターズ」で優勝を飾りました。
日本人初の快挙です!
2011年にアマチュアとして初出場して以来、10回目のマスターズ挑戦で悲願を達成。
松山英樹さんの経歴やプロフィールをまとめました。
アジア人初!松山英樹が4大メジャー「マスターズ」で優勝
アメリカで最高のゴルフトーナメントであるマスターズで、松山英樹選手が日本人ゴルファーとして初めて優勝しました!おめでとうございます!
Congratulations to Hideki Matsuyama, the first Japanese golfer to win #TheMasters, America’s greatest golf championship!pic.twitter.com/PiOuI0TxBx
— アメリカ大使館 (@usembassytokyo) April 11, 2021
2021年4月11日(現地時間)、松山英樹さんがオーガスタナショナル・ゴルフクラブ(アメリカ・ジョージア州)で開催された「マスターズ」で優勝!
日本人としてはもちろん、アジア人としても初のこと。
これまで、日本人プロゴルファーでは片山晋呉さん(2009年)・伊澤利光さん(2001年)の4位が最高でした。
青木功さん、尾崎将司さん、中嶋常幸さん、丸山茂樹さん、石川遼さんなど、歴代の名手でさえ手が届かなかった快挙。
マスターズは全ゴルファーが憧れる夢の舞台なのです。
国内ではTBSが深夜から早朝にかけて生中継をしていましたが、松山選手が優勝を決めた瞬間の放送席がこちら。
ゴルフファンがどれだけ待ち望んだことか、想像できますね。
マスターズ松山制覇した瞬間の実況席の様子。
皆男泣き💦
そりゃ泣きますよ😰😰#松山英樹#マスターズ#日本人初 pic.twitter.com/RMiLSG3Q4K
— JapanPoliticsChannel (@JpPoliticsCh) April 12, 2021
マスターズ2021の優勝賞金は207万ドル=約2億2,700万円!
4大メジャー大会とは?
4大メジャー大会の中で、「マスターズ」だけが毎年固定のオーガスタナショナル・ゴルフクラブで開催され、優勝者にはグリーンジャケットが贈られます。
このグリーンジャケットは、オーガスタナショナル・ゴルフクラブの会員であることを示し、優勝者は名誉会員の資格と生涯の出場権が得られます。
◆マスターズ・トーナメント
オーガスタナショナル・ゴルフクラブ(アメリカ・ジョージア州)で毎年4月開催
◆全米プロゴルフ選手権(PGA)
アメリカ各地で毎年5月開催
◆全米オープン
アメリカ各地で毎年6月開催
◆全英オープン
イギリス10カ所のいずれかで毎年7月開催
ちなみに、贈呈式の時のグリーンジャケットは仮のもので、後からオーダーメイドしたジャケットが贈られるそうよ!
松山英樹のプロフィール
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生年月日 1992年2月25日(29歳)※2021年4月現在
血液型 B
身長 181cm
体重 90kg
出身地 愛媛県松山市
学歴 明徳義塾中学校⇒明徳義塾高等学校⇒東北福祉大学
家族 妻・娘
プロ転向 2013年~(レクサス所属)
松山英樹の経歴
男子ゴルフの全米オープン最終日、首位と6打差の14位からスタートした松山英樹選手が8バーディー、2ボギーの66とスコアを伸ばし、通算12アンダーでメジャー大会の日本勢最高位に並ぶ2位に入りました。https://t.co/Z5PfT9U70F #ゴルフ pic.twitter.com/btLLmCs6eh
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) June 19, 2017
1996年 父親の影響で4歳でゴルフを始める
2005年 中学2年の時、ゴルフ部のある明徳義塾中学校(高知県の私立学校)に転校する
2008年 全国高等学校ゴルフ選手権大会で優勝(16歳)
2010年 東北福祉大学(ゴルフ部の名門)入学。「アジア・アマチュア選手権」で優勝し、翌年のマスターズ出場権を獲得(18歳)
2011年 「マスターズ」初出場で27位に入り、日本人初のローアマチュアを獲得(19歳)
2011年 「三井住友VISA太平洋マスターズ」に出場し、アマチュアで日本ツアー優勝
2012年 世界アマチュアゴルフランキングで日本人初の1位を獲得
2013年 プロに転向し、史上初のツアー参戦初年度(ルーキーイヤー)賞金王(21歳)
2015年 4大メジャー大会の1つ「マスターズ」で5位(23歳)
2017年 1月(24歳)に一般女性と結婚、7月(25歳)に第一子・長女誕生
2017年 4大メジャー大会の1つ「全米オープン」で2位タイ(25歳)
2021年 4大メジャー大会の1つ「マスターズ」でアジア人初の優勝(29歳)
明徳義塾中学校・高等学校はスポーツの名門校
松山英樹さんは、中学2年生の時にゴルフ部のある明徳義塾中学校に転校しました。
高知県須崎市にある私立の中高一貫校で、全国各地から集まった多くの生徒が寮生活を送っています。
明徳義塾といえば、選抜高校野球大会(センバツ)出場の常連校としても有名ですね。
野球部OBには、横浜DeNAベイスターズの伊藤光選手(29番・捕手)がいます。
ほかにも、大相撲の元大関・琴奨菊や元関脇・栃煌山が卒業しています。
同校は、トップアスリートやプロスポーツ選手を輩出するために全国トップレベルの指導を行っているそうです。
明徳義塾ゴルフ部時代の松山さんは毎朝5時に起きて練習に励んでいたのだとか!
マスターズ優勝は後輩たちの励みになりますね。
東北福祉大学はゴルフ部の名門校
2010年、松山英樹さんは地元・愛媛県を離れ、宮城県にある東北福祉大学に入学。
同大学ゴルフ部は、谷原秀人、池田勇太、宮里優作、岩田寛など、数々のプロゴルファーを排出した名門です。
打ちっ放しの練習場やアプローチ練習場、近くのゴルフ場も利用できるなど、練習環境が非常に整っていますが、練習は個人の自由で、練習方法は各自で考えるのだとか!
松山英樹さんがマスターズ優勝時にキャディーを努めた早藤将太さんも、東北福祉大学ゴルフ部出身です。
キャディーの早藤将太さんは、松山英樹さんが優勝を決めた後、18番ホールにピンを戻してコースに一礼をした姿が話題に!
松山秀樹のマスターズでの勝利の後、彼のキャディーの早藤将太が18番ホールにピンを戻した後でコースにお辞儀をした。 https://t.co/PnFftG4w7a
— NBA Reporter (@NBA_Reporterjp) April 12, 2021
松山英樹は石川遼と同学年のライバルだった!
松山英樹さんより先にプロデビューして、一躍お茶の間の人気者になった石川遼さんとは、実は同学年。
松山さんは早生まれの1992年2月25日、石川さんは1991年9月17日生まれです。
ジュニア時代から一緒にしのぎを削ってきた良きライバルの2人は、2020年6月、コロナ禍で何かできることはないかと、『松山英樹×石川遼プロジェクト』というYouTubeチャンネルを開設。
自分たちでカメラを持ってラウンドを回り、リラックスした和やかな2人の様子が楽しめます。