アニメのサザエさんの20年後を描く実写ドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』。磯野家以外のキャストをご紹介します。ナイスキャスティング!
実写版サザエさん:磯野家以外の追加キャスト
穴子さん(47歳) 小出伸也(こてしんや)
波野ノリスケ(46歳) 八嶋智人(やしまのりと)
花沢花子(31歳) 森矢カンナ(もりやかんな)
貝塚タケシ(32歳) 中林大樹(なかばやしたいき)
波野イクラ(21歳) 稲葉 友(いなばゆう)
伊佐坂難物(70代) 浅野和之(あさのかずゆき)
波野タイコ(40代) 堀内敬子(ほりうちけいこ)
三郎さん(年齢不詳) 勝俣州和(かつまたくにかず)
かおりちゃん(31歳) 黒川智花(くろかわともか)
早川さん(31歳) 松井玲奈(まついれな)
花火師ヒラマサ(70代)佐戸井けん太(さといけんた)
中島くん(31歳) 岡崎体育(おかざきたいいく)
実写版サザエさん:穴子さんは小手伸也
マスオが務める海山商事の同僚で、仕事帰りのよき飲み仲間。一度見たら、あの分厚い唇が目に焼き付いて離れませんね(笑)
そんな濃い~ビジュアルの穴子さんを実写版ドラマで演じるのは、小手伸也(こてしんや)さん。「コンフィデンスマンJP」で一躍有名になり、「SUITS/スーツ」「集団左遷!!」「連続テレビ小説・なつぞら」「モトカレマニア」など、話題のドラマに途切れることなく出演し、印象的な役をこなしています。
穴子さんほど分厚い唇ではないのに、なんとなく違和感ないですよね。小手さんご本人は、「僕にとっての穴子さんの声はやはり、若本規夫さんだったりするので、若干“寄せて”ます。モノマネやコスプレにならないようにしようというのが鈴木監督の演出方針だったので、“今のは寄せ過ぎ(笑)”なんてダメ出しもいただきました」とコメント。どのくらい寄せているのか注目です!
実写版サザエさん:ノリスケさんは八嶋智人
波野ノリスケは波平の甥で、サザエ、カツオ、ワカメのいとこ。出版社勤務で、いつも明るく楽天的な性格です。磯野家の食卓に贅沢品が並ぶときは必ず現れ、ご馳走になるちゃっかり者。
そんな日本一有名なちゃっかり者のノリスケさんを演じるのは、お茶の間でもすっかりおなじみの八嶋智人(やしまのりと)さん。俳優としてはもちろん、バラエティから司会までマルチにこなす人気者ですね。
プロデューサー渡辺恒也氏は「ノリスケさんのちゃっかり者感が普段の八嶋さんのキャラとかぶるところが非常にあって(笑)、ノリの良さの中にちょっぴりシリアスをのぞかせる、八嶋さんならではのノリスケさん像に期待しました」とコメント。八嶋さんご本人も「ノリスケさんのちょいとノリの良い感じには親近感があった」という、まさにベストなキャスティングですね!
「(ドラマでは)メガネをかけてないので、どうか僕を見逃さないで」(by八嶋智人)トレードマークなしの八嶋さんを探さなきゃ!(笑)
実写版サザエさん:花沢さんは森矢カンナ
「磯野く~ん!」のセリフでお馴染みの花沢(花子)さんは、カツオの小学校の同級生。アニメではだみ声でパワフルなキャラクターの女の子です(原作には登場しません)。カツオが好きで、将来の夢は「磯野くんのお嫁さん」と決めているグイグイ系(笑)。
そんな花沢さんを実写版ドラマで演じるのは、森矢カンナさん。元々は、「森カンナ」という芸名でしたが、2017年6月に所属事務所を移籍した際に、現在の芸名に改名しています。これまでに、ドラマ「ショムニ2013」「いつかティファニーで朝食を」「会社は学校じゃねぇんだよ」などに出演。
今回、花沢さんのビジュアルに近づけるために、髪を20cmほどバッサリ切ったそうです。気合いを感じますね! はたして、20年後はカツオのお嫁さんになれているのでしょうか!?
実写版サザエさん:ワカメの恋人・貝塚タケシは中林大樹
原作にもアニメにも登場しない、実写版ドラマだけのオリジナルキャラクターとして、ワカメの恋人が登場します! 松岡茉優さん演じるワカメちゃんも29歳とお年頃なので、彼氏のひとりくらいいてもおかしくありません。貝塚タケシ・32歳。ワカメが勤めるアパレル会社の取引先の敏腕営業マンです。
物語の重要な登場人物を演じるのは、中林大樹(なかばやしたいき)さん。ドラマ「グッドワイフ」や「ストロベリーナイト・サーガ」にレギュラー出演していた人気実力派俳優です。
ドラマでは、貝塚タケシがワカメに一目惚れをするのですが、スラッとして爽やかな風貌なだけに、ワカメの自慢の恋人になるのだとか。お茶の間でアニメに親しんできた私たちとしては、あのワカメちゃんが恋愛……ちょっとドキドキしますね~。恋に仕事に揺れるワカメとの行く末を見守りたいと思います。
実写版サザエさん:イクラちゃんは稲葉友
イクラちゃんは波野ノリスケさんの息子で、ドラマでは八嶋智人さんの息子役ですね。サザエさんやカツオ、ワカメのいとこで、年齢の近いサザエさんの息子・タラちゃん(ドラマでは成田凌)とは”はとこ”になります(ややこしい…)。アニメでは1歳半くらいの設定なので、「チャーン」「ハーイ」「バブー」の3つのセリフしかないワンパク坊やですが、ドラマでは20年後なので21歳に成長しています。
そんなイクラちゃんを実写版ドラマで演じるのは、若手実力派俳優の稲葉友(いなばゆう)さん。主演ドラマ「平成ばしる」や映画「春待つ僕ら」、主演舞台「エダニク」などに出演。2020年公開予定の話題の映画「シライサン」「クソみたいな映画」にも出演します。
ドラマでは、就活で迷走するイクラちゃんとは対照的に、ドローンによる新しいITサービスを開発して学生起業するというハイスペックな役どころ。焦燥感にかられるイクラちゃんとのからみに注目です。
実写版サザエさん:伊佐坂先生は浅野和之
伊佐坂先生は磯野家の隣人で有名な小説家。波平とは仲の良い囲碁仲間です。
出版社勤務のノリスケ(ドラマでは八嶋智人さん)が担当で、いつも締め切り間際にせかされています。
そんな伊佐坂難物を実写版ドラマで演じるのは、浅野和之(あさのかずゆき)さん。「コウノドリ」「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」「ラジエーションハウス」などの人気ドラマに多数出演。コミカルからシリアスまで、どんな役柄でもこなす名バイプレーヤーですね。
ドラマでは、長年恋愛小説を書いてきた伊佐坂先生が、密かに書き進めていた初の家族小説を最後に、引退を決意するという役どころを演じます。アニメとはヘアスタイルが異なりますが、そこはあえて浅野さんの持ち味を生かしてのことだそうです。どんな思いで筆を置く決心をしたのか、気になりますね。
実写版サザエさん:タイコさんは堀内敬子
波野タイコはノリスケさん(ドラマでは八嶋智人さん)の妻でタラオ(ドラマでは稲葉友さん)の母。サザエさんとは年齢も近くて仲良しです。町でも評判の美人でおしとやかな性格ですが、芯は強くてしっかり者の良妻賢母。
そんなタイコさんを演じるのは、堀内敬子(ほりうちけいこ)さん。劇団四季出身で、どんな役柄でもこなす実力派です。「ショムニ2013」「花のち晴れ~花男 Next Season~」「パーフェクトワールド」などの人気ドラマに多数出演。
ドラマでは、サザエさんと近所のおしゃれなカフェでリフレッシュのはずが、いつも家族の話題に。就活で悩むタラオが心配なサザエさんにアドバイスをするなど、初共演となる天海祐希さんとのママ友ワールドに注目です。
実写版サザエさん:三河屋のサブちゃんは勝俣州和
三河屋のサブちゃんこと三郎さんは、あさひが丘商店街にある三河屋酒店の配達員で、住み込みで働いています。
温厚でポジティブな人柄の好青年で、磯野家では酒やしょうゆ、みりんなどはすべてサブちゃんに配達してもらっています。
そんなサブちゃんを演じるのは、勝俣州和(かつまたくにかず)さん。これまで、2009年~2013年に実写化された4度のドラマでも、サブちゃんを演じてきたハマり役!
「僕だけがフジテレビのキャスティングではなく、サザエさんの住んでいる“桜新町”の推薦で出演しています」ということで、勝俣さん以外は考えられない配役ですね(笑)
ドラマでは三河屋酒店の店主になっていて、注文をタブレット管理するなど時代を反映。大型チェーン店の進出ですっかり寂しくなった商店街の中で、ポジティブに盛り立てる様子が描かれます。
実写版サザエさん:クラスのマドンナ・かおりちゃんは黒川智花
カツオのクラスのマドンナ的存在で、かわいくて成績も優秀でみんなの憧れの的。
そんなかおりちゃんを演じるのは、黒川智花(くろかわともか)さん。ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍している女優さんです。
ドラマでは、読者モデルをやりながらオーディションを受け続け、厳しい現実にぶつかります。友人たちと自分を比べては不安に駆られながらも、夢のためにチャレンジを続けるという役どころ。マドンナ的存在のかおりちゃんも、悩める大人の女性になっていたようですね。
実写版サザエさん:クラスメートの早川さんは松井玲奈
カツオのクラスメートである早川さんは、かおりちゃんと花沢さんとは大親友。目立つタイプではなく、大人しく、とても優しい心の持ち主です。
そんなかおりちゃんを演じるのは、松井玲奈(まついれな)さん。女性アイドルグループSKE48および乃木坂46の元メンバーで、現在はタレント、女優、小説家など、多彩な才能を発揮して幅広く活躍しています。
ドラマでは、結婚して専業主婦に。
「かおりちゃんに翻弄されながらの撮影でした。3人の意外な一面が見られるシーンができ上がっているのでは」とコメント。20年後の同級生女子3人組に注目です。
実写版サザエさん:花火師のヒラマサは佐戸井けん太
原作にもアニメにも登場しない、実写版ドラマだけのオリジナルキャラクターで、花火師のヒラマサが登場します。あさひが丘商店街に「ヒラマサ花火工房」を構えています。
そんなヒラマサを演じるのは、佐戸井けん太(さといけんた)さん。どんな役柄でもこなすベテラン俳優ですね。イメージ的には、刑事ものの2時間ドラマの常連さん!?
ドラマでは、50年以上に渡ってあさひが丘の夜空を花火で彩ってきたヒラマサが、今回の“あさひが丘商店街祭り”で花火師の引退を決意します。
カツオやタラオたち若者が、ヒラマサの花火師としての生きざまにどんなことを感じ取るのでしょうか。
実写版サザエさん:クラスメートの中島君は岡崎体育
カツオのクラスメートである中島くんは、カツオの一番の親友でもあり、かおりちゃんをめぐる恋のライバルでもあります。カツオとはささいなことですぐケンカしますが、仲直りも早いです(笑)
そんな中島くんを演じるのは、岡崎体育(おかざきたいいく)さん! 若い世代に絶大な人気を誇るシンガーソングライターです。最近は、映画やテレビドラマにも出演し、活躍の場を広げています。
今回のキャスティングについて、「正直に言うと、本当に僕みたいなわがままボディが中島くんの役をやらせてもらって大丈夫なのか!? と思いましたが、僕も小学生の頃は痩せていたので、20年という歳月の波乱を表現するにはもってこいの太り方だなと思いました」とコメント(笑)
ドラマでは、真面目なコツコツ努力型のサラリーマンになっていて、カツオとの友情も続いています。どんな職についても半年で辞めてしまうカツオに対して、大人になった中島くんが、どのように励ますのか注目ですね。