「グランメゾン東京」ロケ地のパリ三ツ星レストラン『ランブロワジー』って?

「グランメゾン東京」ロケ地のパリ三ツ星レストラン『ランブロワジー』って?テレビ

木村拓哉さん主演ドラマ「グランメゾン東京」(グラメと略す)で撮影に使われたレストランが、フランス・パリに実在する世界的に有名な三ツ星レストラン「ランブロワジー」です。テレビドラマの撮影で同店にカメラが入ったのは世界初のことでした。なにやらすごそうな「ランブロワジー」ってどんなお店? 登場シーンは?

三ツ星レストラン「ランブロワジー」の登場シーンは?

フランス一の三つ星レストラン「ランブロワジー」で面接を受けていた早見倫子(鈴木京香)。彼女は、料理人としての人生をかけてフランスにきていた。そんな中、ある一人の男と出会う。
その男は、倫子が“実技テスト”で前菜を作ろうとしているところに、突然駆け込んできて、一方的にメニューのアイディアを出して、代わりに作ろうとする。聞けば、昔ランブロワジーで働いていたから好みが分かるというのだ。

主人公・尾花夏樹が昔働いていたレストランという設定で、第1話に「ランブロワジー」の実名で登場。

「グランメゾン東京」ロケ地のパリ三ツ星レストラン『ランブロワジー』って?

「グランメゾン東京」第1話登場シーン

早見倫子(鈴木京香さん)の面接シーンで店内が、尾花夏樹(木村拓哉さん)が借金取りに追われ、かつて働いていたレストランまで逃げてきたシーンで外観が登場しました。

三ツ星レストラン「ランブロワジー」は、過去にドラマではない番組撮影に協力したことはあったようですが、ドラマ撮影では今回が世界初。ミシュランガイドの全面協力のもとに実現したそうです。

撮影交渉の際にこのドラマが目指すものについて熱く語ったスタッフの熱意と、それを聞き入れた「ランブロワジー」のシェフ、ベルナール・パコー氏の心意気も大きい。パコー氏によると、今回の撮影を許可したのは、スタッフの話を直接聞いて「(彼らは)信頼できるし、料理に対して真っ直ぐだ」と納得したことが大きかった。

▼ナイスな心意気のベルナール・パコー氏▼

 

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木村拓哉さん自身も、撮影初日、塚原あゆ子監督に、ファーストシーンでいまパリで流行している“あるモノ”を使って登場するアイデアを提案したり、台本にないフランス語のセリフを通訳に確認してその場でアドリブを入れるなど、このドラマに対する並々ならぬ気合を感じますね!

 

“あるモノ”を使って登場……の“あるモノ”とは、電動キックボードでした!
今、パリでは電動キックボードのシェアリングが盛んで、街の人たちは日常的に利用しているそうです。また、台本にないフランス語のアドリブのひとつは、ランブロワジーの厨房で実技テスト中の早見倫子から追い出される時の「ボンシャンス!」(頑張って!)というセリフでした。

「グランメゾン東京」ロケ地のパリ三ツ星レストラン『ランブロワジー』って?

「グランメゾン東京」第1話より

 

木村拓哉さんは「連続ドラマの1シチュエーションにここまで時間と費用を割いてモノを作るって本当に久しぶり」とも語っています。いったいどれほどの費用をかけたのでしょうか!?(ウワサでは5,000万以上とか…)

知るみん
知るみん

「ビストロスマップ」で培ったプロ級の料理の腕が生かされて、まさにはまり役ね!

三ツ星レストラン「ランブロワジー」はどんなお店?

三ツ星レストラン「ランブロワジー」の美しい料理

出典:L’Ambroisie

1981年、フランス・パリ5区にオープン。翌年には一つ星、さらにその翌年には二つ星を獲得。1986年に現在の場所パリ4区に店を移し、三ツ星に昇格。以来、30年以上三ツ星を取り続け、かつ最も三ツ星を長く維持している名実ともに一流のフレンチレストラン。パリで最も予約の取れないレストランのひとつ。

2015年の米仏首脳会談では、オランド前大統領がオバマ前大統領を招いて夕食会を開いています。店内は美術館さながらのクラシックで美しい装飾が施されていますね。

料理の特徴は、伝統を大切にしつつ、モダンで美しくシンプル。三ツ星レストランの中でも、とくに美しいと評価されている世界最高峰のガストロノミー。オーナーシェフはベルナール・パコー(Bernard Pacaud)氏。

知るみん
知るみん

予算感は、飲み物とサービス料も合わせて一人5万円くらいかな~。いつか行きたい…敷居高すぎるけど…

三ツ星レストラン「ランブロワジー」の店舗情報

店名:L’Ambroisie(ランブロワジー)
所在地:9 Place des Vosges, 75004 Paris, France
営業時間:ランチ 12:00~13:45 / ディナー 20:00~21:45
定休日:日・月曜
電話:+33(0)1 42 78 51 45
HPhttps://www.ambroisie-paris.com/
オンライン予約はこちら
※ランチ、ディナーとも同じメニューで、コース料理はなくアラカルトのみ

知るみん
知るみん

国王アンリ4世が造ったパリ最古の広場「ヴォージュ広場」に面しているよ。立地もステキね~

三ツ星レストラン「ランブロワジー」で働く日本人シェフ・吉冨力良氏について

ランブロワジーには、日本人シェフが一人います。花形の肉部門のシェフを務める吉冨力良(よしとみ ちから)さんです。
ドラマ「グランメゾン東京」のランブロワジーでのロケでは、木村拓哉さんに料理の手ほどきや料理に関する知識の指導をしました

三ツ星レストラン「ランブロワジー」の日本人シェフ吉冨力良氏

出典:Foodion

吉冨力良氏の経歴

1985年生まれ 熊本県出身
中村調理製菓専門学校(福岡県福岡市)卒業
福岡や東京のレストラン数店で修行後、23歳で渡仏。その後も数店で働きながら紆余曲折を経て、2014年よりランブロワジーでシェフを務める。
2016年、第8回パテ・アンクルート世界大会で準優勝
2017年、第9回パテ・アンクルート世界大会で優勝(その時の様子はこちら
※パテ・アンクルートはフランスの家庭料理で、生地に肉のファルス(肉や魚、野菜などの中に別の食材を詰めた料理)を包んで焼いた冷菜

吉冨さんは何度も挫折を味わった苦労人。
ここにたどり着くまでの足取りを、こちらのインタビュー記事で語っています。
挫折の連続から掴んだ世界一 L’Ambroisie(ランブロワジー) 吉冨 力良

三ツ星レストラン「ランブロワジー」で働いていたシェフのレストラン「コート ドール」

三ツ星レストラン「ランブロワジー」のオーナーシェフ、ベルナール・パコー氏とともに、1981年のオープン時にともに奮闘した日本人シェフがいました。斉須政雄(さいす まさお)氏です。彼は、「ランブロワジー」が三ツ星を獲得する直前まで、ベルナール・パコー氏の片腕として活躍しました。

その後帰国し、1986年に東京・三田にフレンチレストランコート ドールをオープン。以降、業界のレジェンドとして日本のフレンチを牽引してきました。同店にはプロの料理人も頻繁に訪れるといいます。三ツ星レストラン「ランブロワジー」のエッセンスを引き継いだ極上フレンチが味わえるかもしれませんね。

フレンチレストラン「コート ドール」の店舗情報

店名:COTE D’OR(コート ドール)
所在地:東京都港区三田5-2-18 三田ハウス1F
アクセス:都営地下鉄三田線「白金高輪」駅4番口から徒歩6分
営業時間:ランチ 12:00~14:00(L.O) / ディナー 18:00~20:30(L.O)
定休日:月曜、第2・4火曜、8月中旬、年末年始
電話:03-3455-5145
HP食べログぐるなび

知るみん
知るみん

パリは無理でも三田なら行けるかも!?