続編ではあるが、「パート1の延長ではなく、新しい、日曜劇場の『ドラゴン桜』としてやりたい」との思いで制作。タイトルを『ドラゴン桜2』にしなかったのも、その思いからだという。「当時は金曜ドラマの枠で、より若い視聴者向けという意識だったと思いますが、今作は日曜劇場。学生さんは当然、会社で働いている方や親子も意識する枠なので、それも含めて新しい『ドラゴン桜』という意味でパート2はつけませんでした」。

日曜劇場といえば、重厚な映像というイメージがある。飯田氏は「前作の『ドラゴン桜』と日曜劇場の重厚さの中間地点より少し日曜劇場寄り。青春という意味合いも含まれている作品ですが、キラキラ感のあるドラマとは少し違うと思う」と説明する。

監督は福澤克雄氏。理事長役に江口のりこ、教頭役に及川光博、校長役に山崎銀之丞と福澤組常連キャストも参戦している。「会議室のシーンなど、みなさんがイメージする昨今の日曜劇場に。監督が福澤なので、日曜劇場らしさを期待している視聴者の方もいるので、そういったシーンもふんだんに取り入れながら、東大合格というところとうまく融合できたら」と、日曜劇場版の『ドラゴン桜』を目指す。

引用:マイナビニュース